すまい給付金①

今年の半ばに、親族が新居を取得しました。すると不動産屋さんよりすまい給付金の対象になる住宅であるという話を聞いて、いざ自分で必要書類を準備しようとしたところ細かい点がわからず相談したいと連絡があり、私も全く未経験でしたが急遽お手伝いすることにしました。実際、担当の不動産屋さんもこの手続きの経験がなく、申請にあたり添付する証明書等を取得するのに数万円かかると言われもはや給付金をもらう意味がないじゃないかと嘆いていました。

このすまい給付金とは、消費税率が5%から引き上げられたことによる住宅取得負担の緩和を目的とするもので、消費税率8%の下で一定の要件を満たすと最大30万円の給付を受けられる制度です。住宅をローンで取得する場合だけでなくローンを組まない現金で取得する場合も、また取得住宅が新築でも中古でも要件を満たせば給付対象となります。今回私が経験した新築住宅を現金取得するケースでこれから数回に分けて書かせて頂きます。

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淡路 幸史
淡路 幸史
税理士、CFP、相続士
1973年東京都生まれ。1995年日本大学法学部を卒業し、翌1996年に税理士試験合格。会計事務所勤務等を経て、2003年横浜市都筑区にて税理士事務所を開業。

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